認定制度の概要

2018年4月以降に職業能力研修を実施し、2018年10月以降に1級~3級の認定試験を実施します。

 

1.各級の人材像

2.必要とされる職業能力

3.試験の内容

1級

自立した産業ソーシャルワーカーとして、個人または組織を通じて企業と契約し、従業員および管理職からワークライフ全般の相談を受け、解決へ向けての行動を支援できる人

具体的には以下の職務を担う

・働く個人に対してワークライフ全般に関する相談・援助を行う

・問題解決に必要な機関、情報等を紹介する

・企業組織の制度や環境、マネジメントの改善についての提案を行う

・産業ソーシャルワーカーのチームリーダーとして、チームを代表して、企業と交渉・調整などのコーディネーションを行う

■産業ソーシャルワークの実践に必要な以下の知識(上級)を有している

①産業ソーシャルワークの理論

②相談・援助の理論

③マネジメント理論および実務に関する知識

④産業ソーシャルワークに必要な関連分野の知識

a.ワークライフ及びキャリアに関する産業社会動向

b.出産・育児

c.高齢者介護

d.家族問題(人間関係・家計)

e.健康・疾病およびストレス

f.労働法

g.社会保障(保険・年金)

■産業ソーシャルワークの実務に必要な以下の技能(上級)を有している

①メールによる相談・援助技能

②環境整備の技能

a.資源情報の収集

b.調査集計データの分析・解釈

c.契約実務・個人情報管理

d.企業との交渉・調整

■受検資格

次の①-③のいずれかに該当する人

①産業ソーシャルワーカー2級を持ち、そのうえで相談・援助の実務を2年以上経験している人

②弁護士、社会保険労務士、保健師等の資格を持ち、相談・援助の実務を2年以上経験している人

③社会福祉士、精神保健福祉士の資格を持ち、その取得過程で相談・援助の実務研修を修了した人

加えて

(一社)産業ソーシャルワーカー協会が実施する「1級研修」を修了した人

■学科試験

左記知識4科目の総合筆記試験

■実技試験

①メールによるワークライフ相談実技(上級/3件)

②人事責任者とのロールプレイング(産業ソーシャルワークやメール相談の説明、相談実施環境の調整および調査データの結果に基づく提案)

2級

産業ソーシャルワークの知識と基本技能を保有し、相談・援助を自ら実践できる人

具体的には以下の職務を担う

・働く個人に対してワークライフに関する相談・援助を行う

・問題解決に必要な機関、情報等を紹介する

■産業ソーシャルワークの実践に必要な以下の知識(初級)を有している

①産業ソーシャルワークの理論

②相談・援助の理論

③マネジメント理論および実務に関する知識

④産業ソーシャルワークに必要な関連分野の知識

h.ワークライフ及びキャリアに関する産業社会動向

i.出産・育児

j.高齢者介護

k.家族問題(人間関係・家計)

l.健康・疾病およびストレス

m.労働法

n.社会保障(保険・年金)

■産業ソーシャルワークの実務に必要な以下の技能(初級)を有している

①メールによる相談・援助技能

②資源情報の収集

■受検資格

①産業ソーシャルワーカー3級を持ち、そのうえで相談・援助の実務を1年以上経験している人

②キャリアコンサルタント、ファイナンシャルプランナー等の資格を持ち、相談・援助の実務を1年以上経験している人

ただし1級受検資格を有する者は2級の受検資格も有する

加えて

(一社)産業ソーシャルワーカー協会が実施する「2級研修」を修了した人

■学科試験

左記知識4科目の総合筆記試験

■実技試験

メールによるワークライフ相談実技(初級)

3級

産業ソーシャルワークの意義を理解し、自らの環境のなかで相談・援助を実践する人

■(知識)ワークライフに関する働く人々の悩みについて傾向を理解している

■(技能)メールによるワークライフ相談を観察を通じて学習している

■受検資格

(一社)産業ソーシャルワーカー協会が実施する「相談技能研修(3級)」受講において相談・援助の実務について6か月以上の学習をした人

■学科試験

産業ソーシャルワークの基礎や相談に関する筆記試験

■実技試験

メールによるワークライフ相談に対する回答案の作成実技

受検料  1級 実技29900円学科8900円  2級 実技29900円学科8900円  3級 実技5000円学科5000円

相談技能研修(3級)

相談技能研修(3級)は産業ソーシャルワーカー協会に入会後、誰でも必要な「相談を受ける技能」が学べます。

相談技能研修(3級)

本研修では、相談とは何か、そこで求められる姿勢や行動は何か、また相談によりどのような価値を提供できるかなどを具体的に学習し、技能として身につけていくことを目的としています。相談にのることは、誰でもできそうでありながら、実は奥が深いものです。その深い技能の基礎部分を学習できるのが「産業ソーシャルワーカー相談技能研修(3)」と言えます(研修テキスト本文より)。

  • 「相談を受ける」という技能を具体的に紐解き、明日から使えるスキルとして提供している研修です。
  • 資格の保有の有無に限らず、どなたでも受講できます。
  • 既に専門家として相談支援を実践をされている方、仕事で周囲の方々から相談を受ける立場にいらっしゃる方、ご家族やご友人からの相談を受けるくらいで専門的な勉強をしていない方も対象としています。
  • 相談を知識と技能に分け、専門家として「知識」を持っていても、解決策などの回答を効果的に相手に伝えるための「技能」は改めて勉強する機会はなかったと思います。その「技能」について事例をもとに学習していきます。
  • 毎回研修テキストが送付されます。そこには、各技能の解説とテスト、相談事例と模範回答などがあり、事例と解説を読み進めていくことで相談を受ける基礎技能についての理解が進みます。
相談技能研修(3級)の流れ